庭木の移植

移植は、造園工事の中でも難易度が高い

移植をご依頼いただくお客様は、植木が何年、何十年もその場に植えて、
大きくなったので移植したいという理由や、家を建て替えるので取り敢えず邪魔にならないところに
移植したいという理由がほとんどだからです。

植木屋で新しく購入する植木と違い、植えつけて3~5年以上経つと、
根が張った植木の移植は容易なものではありません。

松下造園の移植

Point01

移植をおこなう半年ほど前に根切りをする

木は植えつけて数年すると、当然根も伸びます。植物の根の先端の細根から水や養分を吸収しますが、移植する場合、周りの根を切らなければならないので、先端部は切ってしまうことになります。すると水を吸い上げられないので衰退し、枯死してしまうおそれがあります。
そこで、移植をおこなう半年ほど前に根切りをして、幹に近い所に細根を発生させます。根切りをすると、切ったところからたくさんの細根が出てくるのです。この移植のための根切りを「根回し」といいます。根回しと半年後の移植、二つの工程で作業をおこなう必要があります。

Point02

葉の量を減らす「剪定」

切ってしまった根は養分の吸収量が減るため、葉からの蒸散の量も減らさなければなりません。このため、葉の量を減らすために、剪定もおこなう必要があります。根回ししていない移植は、非常に危険で、最悪の場合枯死してしまいます。

Point03

先を見据えた提案力と、斬新なアイデア

当社は、先を見据えた提案力と、型にはまらないアイデアが自慢です。木や植物が育ってからのイメージを見据え、どんなお庭もその時々で楽しんでいただける設計プランを考え抜きます。
10年先、20年先も、「頼んでよかった!」と思っていただけるように。もし今、「狭い庭でも大丈夫?」「管理が大変そう」とお考えなら、まずはお気軽にご相談ください。